「CRバイオハザード」開発者インタビュー
皆さん、こんにちは。
今回の開発者インタビューは、サバイバルホラーゲームの金字塔「CRバイオハザード」です。
本機はどんな思いを込めて作られたのか。開発者のお二人にお話を聞いてきました。
写真左から
Mさん（パチンコ企画）
・入社歴： 3年
Oさん（パチンコ企画）
・入社歴： 6年
――この機種を開発するきっかけは？
O これまでにない「新しいバトル物」を作りたいという思いから始まっています。
ヒーローが敵を倒していくようなこれまでにありがちだったジャンルではなく、何か新しいジャンルでパチンコを作れないか、と考えていた時にあがったのが、この「バイオハザード」というコンテンツでした。
バトル以外にサバイバルホラーの要素もあり、これなら新しいバトル物が作れると感じました。
――開発を行う際に心がけたこと何でしょうか？
M 今回は「タッチビジョン」というデバイスがあるので、「バイオハザードの世界観」と「タッチビジョンの操作性」をうまく絡めたゲーム性が表現できるように心がけました。
タッチビジョンによるゲーム感や恐怖の臨場感など、コンテンツの魅力をうまくパチンコと紐付けられるようにと企画を進めていきました。
パチンコオリジナルの要素として非常に大きなポイントなので、激アツ演出として扱おうかとも考えたのですが、やはりたくさんの人に見てもらいたいという思いを優先し、出やすいバランス調整にしました。
開発途中の図柄案
O あと、原作ファンがとても多いコンテンツなので、「バイオハザード」の世界観は崩さないようにしようと気を付けました。
開発当初は「恐すぎるパチンコ」というキャッチフレーズで開発を進めていたのですが、バイオハザードの魅力はやはり「恐怖の先で生き残る」というサバイバルホラーの要素なので、ただ恐いだけでなくその先の爽快感を表現できるよう心がけました。
――開発をする上でこだわったポイントは？
O やはり「タッチビジョン」ですね。
従来はジョグシャトルなどで動かしてボタンを押すというような二段階のアクションが必要だったところが、今回のタッチビジョンでは一度のアクションで直感的に遊ぶことができます。
M タッチビジョンでクリーチャーを倒すという場面でも、当初は案がたくさんあったんです。「タッチしたポイントを撃つ」のか、「タッチしたポイントへカメラの視点を持っていく」のかなど、たくさんの意見が出る中で議論を重ねました。
O いろいろ議論を重ねた中で、やはり最も直感的で説明がなくでも遊べるように今の「タッチしたポイントを撃つ」という仕様になりました。
――開発する上で苦労した点はどこでしょうか？
O この機種は新枠「メテオストーム」第一弾ということもあり、機種と新枠の開発が同時進行していました。
ですので、タッチビジョン自体がまだ完成していない状況で演出の開発も進めていて、いざ出来上がった時にはうまくタッチビジョンが動作してくれないということもありいろいろ苦労しました。
M あとは、盤面の右にあるクリーチャー役モノもいろいろと苦労がありました。
盤面の目立つ部分にあるからこそ、こだわりもあってなかなか自分達が納得するものを作ることができずに何度も作り直しをしました。今の役モノができるまでには多くのドラマがあったんです（笑）
（左）開発中の役モノ、（右）最終版の役モノ
――更に楽しく遊ぶための隠し要素などがあれば教えてください
O スーパーリーチ中にドキドキゲートを狙ってみてください！当たりを引いていた場合、何かが起こる時があったりします。
M ガンシューティングモードのタイラントバトルは意外と奥が深いです。タイラントリーチは勝利か敗北が確定するので、発展した時点でハズレはありません。その際、赤セリフや保留内に保留変化が発生していれば勝利はもう目の前です。
あと、テンパイしている図柄の色は結構重要です（笑）
――最後にプレイヤーの皆さまへ向けてメッセージをお願いします！
O 新枠「メテオストーム」にはタッチビジョンだけでなく「D.D.S」などの新しい機能がたくさん詰まっているので、そこにもぜひ注目していただきたいですね！
M この機会にゲームのバイオハザードも遊んでみてください！さらにパチンコが楽しめるようになると思います！！
新枠の右下にあるD.D.Sは動くだけで大チャンス！
開発途中の盤面案
新枠メテオストームと共に登場した「CRバイオハザード」。
全国のホールで絶賛稼働中ですので、みなさんもぜひご遊技してください！！
©CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
